これから育ってワインになるブドウの赤ちゃん達を見に行ってきました。
まさにその「父ちゃん」と呼ぶべき契約農家さんの山本さんの手
がっしりしていて、手のひらは分厚く固く、そして温かかかったのが
とても印象にのこってます 。
ワインを飲むたびに握手したときの感触がまたよみがえりそうです。
サントリーさんの塩尻ワイナリーの見学に参加してきました〜

ブドウとワインの街塩尻

塩尻駅到着、駅のロータリーにもブドウの樹が(笑)

JR塩尻駅の西部に広がる【桔梗ヶ原】は、標高が700メートルを超え、
年間の降雨量が少なく、昼夜の温度差が大きいため、昔からブドウ栽培に適した土地
その環境から、今では塩尻は9社1高校のワイナリーが集中するほどの
ワイン産地として有名ですが、ブドウ栽培が始る前は何も無い原野だったそうです。
豊島理喜治という方が明治23年ごろブドウの試植をした事からブドウ栽培がはじまり
明治30年ごろにこの理喜治さんが、ブドウ酒を造るための醸造庫をつくり、
長野県内で初めてワイン醸造が行われたのがワイン作りの始まりとされているそうです
基本、一般非公開! サントリー塩尻ワイナリー


塩尻駅そばに大きな看板発見!周りには普通に住宅が立ち並び、
え、こんな所にワイナリーが???
駅から徒歩数分で、サントリー塩尻ワイナリーに到着。

どどーん!ザ、ワイナリー!って言うよりも、
地元の造り酒屋さんや陶芸の里の窯元みたいなこじんまりとした雰囲気
ワインに適した気候柄 暑いけどカラッとしていて、時折さらっとした風を感じ
なんだか夏休みにいった田舎のおばあちゃんの家に来た様な、そんな懐かしさもありました。

立て直したのは醸造所だけ
80年の歴史をもつセラーは当時のままの姿でいまもつかっているそうです
気候、自然を活かした管理

四季の花が咲き誇る緑がいっぱい。
この丘は実はセラーの周りを囲む盛り土。
前から見るとこんな感じ

横からみるとこんな感じ

屋根は木造、籾殻を入れる事、建物を盛り土で囲む事で自然の断熱剤と
なっていて、35度ぐらいの暑い夏の日、ー18度くらいの寒い冬も
半地下になっているセラー内は20度前後に保たれる仕組みとなってるとの事
自然を活かした造り。
以前、見学にこられたシェフがここで生ハムを熟成させたい
ってお話されていたそうです。
屋根よりしたの右の壁の横は盛り土の丘

この日はとても暑い日だったから、中に入るとクーラーが入っている様なひんやり感
赤ワインの皆様が樽の中で熟成中。
この樽から出てくるのが待ち遠しい〜っ

歴史の面影

敷地内にはブドウを運ぶ際につかわれるコンテナがずらり
山高くつまれていました

よく見てみると、、、「赤玉」の文字を発見

もともとは「赤玉ポートワイン」原料を作る為につくられたワイナリー
農家さんのブドウをワインにする事でブドウの出口となっていたそうです。
そして、サントリーさんと契約農家さんで「赤玉出荷組合」がつくれました
この「赤玉」はその古くからの信頼と絆の証なんですね。
もちろん、組合は現在も存続。今のワインの深い味わいにつながっています。
いったい誰が描いたのかしら?

子供の頃でワインはもちろん飲めなかったけど、
とんねるずさんのコマーシャルで覚えていました(笑)
あぁ、これこれ〜っ
そんな、塩尻ワイナリーは一般公開はされていません
80年の歴史あるワイナリーは規模や設備を考慮し、
一般公開されるのはワイナリーフェスタの時のみだそうです。
※塩尻ワイナリーフェスタ
ワインの為のブドウを作る「お父ちゃん」の手

冒頭でも書きましたが、印象的合ったブドウ達の「お父ちゃん」手
その「お父ちゃん」こと山本さんの「サントリー岩垂原メルロ」の農園にもお邪魔しました

どどーんと広い敷地に広がるブドウ畑
もともとこの地は「養蚕とかくらいで他の作物が出来ない土地」だったと山本さん
岩がごろごろ、その名残は畑にものこっています

畑を回りながら、ふと山本さんが。
「空気が動いてるの わかるかな?
だから、天気予報が当たらないくらい気候もかわるし、時にはヒョウもふったりするんよ。
雨が降っても水はけがいいから、水が全然たまらない」
そして、畑にはサンサンと太陽がじりじり肌を焼く感じ。
このゴロゴロ岩の土壌が水はけを良くし、
ここの気候、生育期の降水量降水量の少なさ、寒暖差、日照時間の多さ
などがブドウ造りにはとても適しているそうです

こちら「ブドウのお父ちゃん」山本さん
畑の棚の高さ お気づきになりましたか?
山本さんの背丈にピッタリ。
背が低い私(153センチくらい)は普通に歩けましたけど、参加の皆様中腰で移動(笑)

さて、どうして山本さんサイズなのかと言うと
ブドウに太陽が均一に当たる様に葉が15枚くらいある長さになる様、枝葉をおとす
太い樹だけ残す
数量を抑えて味の良い物を残す為の摘果など
全てが手作業なんです。
なので一番山本さんが仕事しやすい高さになっているとか。
実はもうちょっと低くする予定なんだけどね〜って。

恥ずかしがりやな「お父ちゃん」
照れ隠しか(笑)「サントリーさんに言われるからやっとる」とユニークな発言もありましたが、
ブドウの為にできるこの苦労はブドウ職人そのものだと感じました。
ワインの為のブドウ作りは食用とはまた全然違い苦労もしたそうですが
10年程立っていい物が出来るかもって思ったそうです。
ここで出来たブドウがつくるワイン「岩垂原メルロ」はたくさんの栄光にも輝くワインに成長。
「ワインの事はくわしくわからないけど、自分の育てたブドウがワインになって
褒めてもらえるのは嬉しい」とおっしゃってました
ちなみに携わる様になりワインも楽しむ様になられたとか。
帰り際に握手をしていただきました。
毎日、毎日 お日様あたって、たくさんの葉や枝、実を触ってその手は
本当に職人の手そのもの。愛情の深さをとても感じる素敵なお父さんの手でした。
ワインを飲むたびに握手したときの感触がまたよみがえりそうです。
ブドウの里帰り 畑で頂くワイン


まさに、育っているブドウと同じ環境でいただくワイン
特別に畑で乾杯させて頂きました。
ワインにとっては里帰りになるのかしら?
日本ワインとお料理の楽しみ方には、ワインの土地の物とあわせると良いと言います
おつまみはこの地の空気。
ワイン、ブドウを作る想いと重なって、さらに味わい深く感じました

サントリー ジャパンプレミアム 塩尻マスカット・ベーリーA 2013
サントリー ジャパンプレミアム 岩垂原メルロ 2013
和フレンチで味わう日本ワインのマリアージュ

日本の伝統と西洋の文化の両方を併せ持つレストラン 「ヒカリヤ ニシ」
長野県松本市にある120年前に建てられた歴史的建築物名門商家「光屋」を
リノベーションした日本食とナチュレフレンチのレストラン

素敵なお料理とワインの組み合わせを学ぶ時間
まってました(笑)
特にワインの資格などがないため知識はほとんどない私
食べて飲む派(笑)
でも、ちょっと考え方を変えさせてくれたのが「日本ワイン」
外国のはちょっと、、、と言う方でも、
知っている気候、地域がなんとなくわかる日本
慣れ親しんでいる和食
ワイン初心者でも親しみやすいワインです。
こんな雰囲気で合わせるとお料理もワインも楽しめそう
ヒカリヤ ニシさんのお料理をワインと合わせてレポート。

■前菜
セビーチェ・豚皮/パプリカ/鯛/エシャロット(左)
スポンジ・バルサミコ/信州サーモン/なら漬け(右)


とっても素敵なスタイリングに目を奪われました
和とフレンチが融合した素敵な前菜にこれから出てくるお料理にワクワク。
まずは、香り高いプレミアムモルツで乾杯

■緑の野菜・スナップエンドウ/烏賊/茴香/ボッタルガ
ワイン:サントリー ジャパンプレミアム 信州産シャルドネ 2016


フレッシュでフルーティな青リンゴの様香りがあるワインには
「緑感ある青くささ」お料理が合うそうです。
合わせ方は似た者同士&似た香りの法則???(笑)
茴香とはフェンネルのこと
上にのった丸い葉っぱはナスタチューム
エディブルフラワーといって花も葉も食べれる食用のお花
ちょっと添えるだけでとても素敵な1皿になりますね〜
ソースはクリアトマトというトマトの果汁
右端の緑のソースは茴香とリンゴをつかったアイスで作っているそうです
全体的に青い香り、烏賊、ボッタルガ(カラスミの一種)で旨味感。
スナップエンドウ、フェンネルとソース、青い香りがとてもワインと相性が良くかったです

■アスパラ・帆立/卵黄/トリュフ/雲丹
■玉ねぎ・淡路島の玉ねぎ
ワイン:サントリー ジャパンプレミアム 塩尻メルロ ロゼ 2015

衣をまとった謎な一皿
中には立派なアスパラが隠れていました
火が通っているので緑色ですが、じつは紫アスパラ

衣は小麦の生地に帆立をを混ぜた物。(帆立ココにいた!)
ソースはトリュフと雲丹と、卵黄がつかわれています
塩尻メルロ ロゼは磯っぽい海苔や海藻の香りと相性がいいそうです
そしてもう一つの合わせ方 甘さ×甘さの法則???

浮いているのは八ヶ岳で熟成、塩麹を使っている原木生ハム
ベースのスープはほぼ玉ねぎ。
どちらも優しい玉ねぎの甘さにロゼの甘みとなじんで、
アクセントの塩気と旨味の生ハム。とても美味しく感じました。
■鰹・パプリカ/ベルジュ/地野菜/ベーコン
ワイン:サントリー ジャパンプレミアム 塩尻マスカット・ベーリーA ミズナラ樽熟成 2013
黒い網々はイカスミのチップ
ベルジュとは醤油とシェリービネガーと香味野菜を焦がしたソースだそうです。
鰹にはベーコンが巻いてありました。
塩尻産のマスカット・ベーリーA100%、ミズナラ樽で熟成した赤ワインは
程よい甘さも感じつつ、ココナッツみたいな香ばしい香りもありつつ
あ、お醤油ベースの酸味と香味があるソース&鰹、似てるかも〜!!!
ベーコンの風味がまたちょっと樽の渋みに近かったりするのかな?
合わせ方は雰囲気マッチング系???(笑)
■子羊・浅利/グリンピース
ワイン:サントリー ジャパンプレミアム 岩垂原メルロ 2013
お肉来た〜!
なんと、お肉の上に浅利が。面白い組み合わせにもビックリ
岩垂原の山本さんの畑のメルロ100%でつくらたワイン
こういうのある意味ほんとのマリアージュ
結婚みたいな組み合わせだった気もするかも。
山本さんの娘っ子のブドウから出来たワインに
オレんとこ来いよ!ってどっしり構えた子羊のお肉さんと。
なんだろ、君たち本当にお似合いだよね〜っ(笑)
ヒカリヤ ニシの田辺シェフのお話によるとマリアージュに向けて
ソースに岩垂原メルロ 2013を使っているそうです
ペアリングすることで相性が深くなるとか。
という事は、仲人???(笑)
■デザート
ガスパチョ・カルピス/苺/桃/林檎/フランボワーズ/ジャスミン
サクランボと無花果



今日のブログはすごーーーーく長かったので、最後まで読んでくださって
ありがとうございます
まだまだ、ワイン知識は詳しくないので、超素人目線なレポートですが、
これから日本ワインを始めワイン知ってみようかな〜って言う方の
「お家でも楽しめるワイン」の少しでも参考になれれば嬉しいです
新宿駅から8時ちょうどのスーパーあずさ5号に乗っての塩尻への旅
旅のメンバーはワインを愛する皆様とサントリーの皆様
そして、お父ちゃんこと山本さん。
素敵な機会をありがとうございました

年代とかちょっと違うのもあるけど、、、。
欲しくなった時の自分の為にも(笑)参考用ワインリスト

レシピブログさんの「世界一楽しいわたしの台所」にてご紹介していただきました
お料理YouTuber SHIMAのチャンネルはコチラ!
簡単でお洒落なのに節約なレシピをわかりやすく♪

SHIMA's Simple Cooking TV/シンプルクッキング

「ぽちっ」としていただけたらとってもうれしいです♪


まさにその「父ちゃん」と呼ぶべき契約農家さんの山本さんの手
がっしりしていて、手のひらは分厚く固く、そして温かかかったのが
とても印象にのこってます 。
ワインを飲むたびに握手したときの感触がまたよみがえりそうです。
サントリーさんの塩尻ワイナリーの見学に参加してきました〜

ブドウとワインの街塩尻

塩尻駅到着、駅のロータリーにもブドウの樹が(笑)

JR塩尻駅の西部に広がる【桔梗ヶ原】は、標高が700メートルを超え、
年間の降雨量が少なく、昼夜の温度差が大きいため、昔からブドウ栽培に適した土地
その環境から、今では塩尻は9社1高校のワイナリーが集中するほどの
ワイン産地として有名ですが、ブドウ栽培が始る前は何も無い原野だったそうです。
豊島理喜治という方が明治23年ごろブドウの試植をした事からブドウ栽培がはじまり
明治30年ごろにこの理喜治さんが、ブドウ酒を造るための醸造庫をつくり、
長野県内で初めてワイン醸造が行われたのがワイン作りの始まりとされているそうです
基本、一般非公開! サントリー塩尻ワイナリー


塩尻駅そばに大きな看板発見!周りには普通に住宅が立ち並び、
え、こんな所にワイナリーが???
駅から徒歩数分で、サントリー塩尻ワイナリーに到着。

どどーん!ザ、ワイナリー!って言うよりも、
地元の造り酒屋さんや陶芸の里の窯元みたいなこじんまりとした雰囲気
ワインに適した気候柄 暑いけどカラッとしていて、時折さらっとした風を感じ
なんだか夏休みにいった田舎のおばあちゃんの家に来た様な、そんな懐かしさもありました。

立て直したのは醸造所だけ
80年の歴史をもつセラーは当時のままの姿でいまもつかっているそうです
気候、自然を活かした管理

四季の花が咲き誇る緑がいっぱい。
この丘は実はセラーの周りを囲む盛り土。
前から見るとこんな感じ

横からみるとこんな感じ

屋根は木造、籾殻を入れる事、建物を盛り土で囲む事で自然の断熱剤と
なっていて、35度ぐらいの暑い夏の日、ー18度くらいの寒い冬も
半地下になっているセラー内は20度前後に保たれる仕組みとなってるとの事
自然を活かした造り。
以前、見学にこられたシェフがここで生ハムを熟成させたい
ってお話されていたそうです。
屋根よりしたの右の壁の横は盛り土の丘

この日はとても暑い日だったから、中に入るとクーラーが入っている様なひんやり感
赤ワインの皆様が樽の中で熟成中。
この樽から出てくるのが待ち遠しい〜っ

歴史の面影

敷地内にはブドウを運ぶ際につかわれるコンテナがずらり
山高くつまれていました

よく見てみると、、、「赤玉」の文字を発見

もともとは「赤玉ポートワイン」原料を作る為につくられたワイナリー
農家さんのブドウをワインにする事でブドウの出口となっていたそうです。
そして、サントリーさんと契約農家さんで「赤玉出荷組合」がつくれました
この「赤玉」はその古くからの信頼と絆の証なんですね。
もちろん、組合は現在も存続。今のワインの深い味わいにつながっています。
いったい誰が描いたのかしら?

子供の頃でワインはもちろん飲めなかったけど、
とんねるずさんのコマーシャルで覚えていました(笑)
あぁ、これこれ〜っ
そんな、塩尻ワイナリーは一般公開はされていません
80年の歴史あるワイナリーは規模や設備を考慮し、
一般公開されるのはワイナリーフェスタの時のみだそうです。
※塩尻ワイナリーフェスタ
ワインの為のブドウを作る「お父ちゃん」の手

冒頭でも書きましたが、印象的合ったブドウ達の「お父ちゃん」手
その「お父ちゃん」こと山本さんの「サントリー岩垂原メルロ」の農園にもお邪魔しました

どどーんと広い敷地に広がるブドウ畑
もともとこの地は「養蚕とかくらいで他の作物が出来ない土地」だったと山本さん
岩がごろごろ、その名残は畑にものこっています

畑を回りながら、ふと山本さんが。
「空気が動いてるの わかるかな?
だから、天気予報が当たらないくらい気候もかわるし、時にはヒョウもふったりするんよ。
雨が降っても水はけがいいから、水が全然たまらない」
そして、畑にはサンサンと太陽がじりじり肌を焼く感じ。
このゴロゴロ岩の土壌が水はけを良くし、
ここの気候、生育期の降水量降水量の少なさ、寒暖差、日照時間の多さ
などがブドウ造りにはとても適しているそうです

こちら「ブドウのお父ちゃん」山本さん
畑の棚の高さ お気づきになりましたか?
山本さんの背丈にピッタリ。
背が低い私(153センチくらい)は普通に歩けましたけど、参加の皆様中腰で移動(笑)

さて、どうして山本さんサイズなのかと言うと
ブドウに太陽が均一に当たる様に葉が15枚くらいある長さになる様、枝葉をおとす
太い樹だけ残す
数量を抑えて味の良い物を残す為の摘果など
全てが手作業なんです。
なので一番山本さんが仕事しやすい高さになっているとか。
実はもうちょっと低くする予定なんだけどね〜って。

恥ずかしがりやな「お父ちゃん」
照れ隠しか(笑)「サントリーさんに言われるからやっとる」とユニークな発言もありましたが、
ブドウの為にできるこの苦労はブドウ職人そのものだと感じました。
ワインの為のブドウ作りは食用とはまた全然違い苦労もしたそうですが
10年程立っていい物が出来るかもって思ったそうです。
ここで出来たブドウがつくるワイン「岩垂原メルロ」はたくさんの栄光にも輝くワインに成長。
「ワインの事はくわしくわからないけど、自分の育てたブドウがワインになって
褒めてもらえるのは嬉しい」とおっしゃってました
ちなみに携わる様になりワインも楽しむ様になられたとか。
帰り際に握手をしていただきました。
毎日、毎日 お日様あたって、たくさんの葉や枝、実を触ってその手は
本当に職人の手そのもの。愛情の深さをとても感じる素敵なお父さんの手でした。
ワインを飲むたびに握手したときの感触がまたよみがえりそうです。
ブドウの里帰り 畑で頂くワイン


まさに、育っているブドウと同じ環境でいただくワイン
特別に畑で乾杯させて頂きました。
ワインにとっては里帰りになるのかしら?
日本ワインとお料理の楽しみ方には、ワインの土地の物とあわせると良いと言います
おつまみはこの地の空気。
ワイン、ブドウを作る想いと重なって、さらに味わい深く感じました

サントリー ジャパンプレミアム 塩尻マスカット・ベーリーA 2013
サントリー ジャパンプレミアム 岩垂原メルロ 2013
和フレンチで味わう日本ワインのマリアージュ

日本の伝統と西洋の文化の両方を併せ持つレストラン 「ヒカリヤ ニシ」
長野県松本市にある120年前に建てられた歴史的建築物名門商家「光屋」を
リノベーションした日本食とナチュレフレンチのレストラン

素敵なお料理とワインの組み合わせを学ぶ時間
まってました(笑)
特にワインの資格などがないため知識はほとんどない私
食べて飲む派(笑)
でも、ちょっと考え方を変えさせてくれたのが「日本ワイン」
外国のはちょっと、、、と言う方でも、
知っている気候、地域がなんとなくわかる日本
慣れ親しんでいる和食
ワイン初心者でも親しみやすいワインです。
こんな雰囲気で合わせるとお料理もワインも楽しめそう
ヒカリヤ ニシさんのお料理をワインと合わせてレポート。

■前菜
セビーチェ・豚皮/パプリカ/鯛/エシャロット(左)
スポンジ・バルサミコ/信州サーモン/なら漬け(右)


とっても素敵なスタイリングに目を奪われました
和とフレンチが融合した素敵な前菜にこれから出てくるお料理にワクワク。
まずは、香り高いプレミアムモルツで乾杯

■緑の野菜・スナップエンドウ/烏賊/茴香/ボッタルガ
ワイン:サントリー ジャパンプレミアム 信州産シャルドネ 2016


フレッシュでフルーティな青リンゴの様香りがあるワインには
「緑感ある青くささ」お料理が合うそうです。
合わせ方は似た者同士&似た香りの法則???(笑)
茴香とはフェンネルのこと
上にのった丸い葉っぱはナスタチューム
エディブルフラワーといって花も葉も食べれる食用のお花
ちょっと添えるだけでとても素敵な1皿になりますね〜
ソースはクリアトマトというトマトの果汁
右端の緑のソースは茴香とリンゴをつかったアイスで作っているそうです
全体的に青い香り、烏賊、ボッタルガ(カラスミの一種)で旨味感。
スナップエンドウ、フェンネルとソース、青い香りがとてもワインと相性が良くかったです

■アスパラ・帆立/卵黄/トリュフ/雲丹
■玉ねぎ・淡路島の玉ねぎ
ワイン:サントリー ジャパンプレミアム 塩尻メルロ ロゼ 2015

衣をまとった謎な一皿
中には立派なアスパラが隠れていました
火が通っているので緑色ですが、じつは紫アスパラ

衣は小麦の生地に帆立をを混ぜた物。(帆立ココにいた!)
ソースはトリュフと雲丹と、卵黄がつかわれています
塩尻メルロ ロゼは磯っぽい海苔や海藻の香りと相性がいいそうです
そしてもう一つの合わせ方 甘さ×甘さの法則???

浮いているのは八ヶ岳で熟成、塩麹を使っている原木生ハム
ベースのスープはほぼ玉ねぎ。
どちらも優しい玉ねぎの甘さにロゼの甘みとなじんで、
アクセントの塩気と旨味の生ハム。とても美味しく感じました。
■鰹・パプリカ/ベルジュ/地野菜/ベーコン
ワイン:サントリー ジャパンプレミアム 塩尻マスカット・ベーリーA ミズナラ樽熟成 2013

黒い網々はイカスミのチップ
ベルジュとは醤油とシェリービネガーと香味野菜を焦がしたソースだそうです。
鰹にはベーコンが巻いてありました。
塩尻産のマスカット・ベーリーA100%、ミズナラ樽で熟成した赤ワインは
程よい甘さも感じつつ、ココナッツみたいな香ばしい香りもありつつ
あ、お醤油ベースの酸味と香味があるソース&鰹、似てるかも〜!!!
ベーコンの風味がまたちょっと樽の渋みに近かったりするのかな?
合わせ方は雰囲気マッチング系???(笑)
■子羊・浅利/グリンピース
ワイン:サントリー ジャパンプレミアム 岩垂原メルロ 2013

お肉来た〜!
なんと、お肉の上に浅利が。面白い組み合わせにもビックリ
岩垂原の山本さんの畑のメルロ100%でつくらたワイン
こういうのある意味ほんとのマリアージュ
結婚みたいな組み合わせだった気もするかも。
山本さんの娘っ子のブドウから出来たワインに
オレんとこ来いよ!ってどっしり構えた子羊のお肉さんと。
なんだろ、君たち本当にお似合いだよね〜っ(笑)
ヒカリヤ ニシの田辺シェフのお話によるとマリアージュに向けて
ソースに岩垂原メルロ 2013を使っているそうです
ペアリングすることで相性が深くなるとか。
という事は、仲人???(笑)
■デザート
ガスパチョ・カルピス/苺/桃/林檎/フランボワーズ/ジャスミン
サクランボと無花果



今日のブログはすごーーーーく長かったので、最後まで読んでくださって
ありがとうございます
まだまだ、ワイン知識は詳しくないので、超素人目線なレポートですが、
これから日本ワインを始めワイン知ってみようかな〜って言う方の
「お家でも楽しめるワイン」の少しでも参考になれれば嬉しいです
新宿駅から8時ちょうどのスーパーあずさ5号に乗っての塩尻への旅
旅のメンバーはワインを愛する皆様とサントリーの皆様
そして、お父ちゃんこと山本さん。
素敵な機会をありがとうございました

年代とかちょっと違うのもあるけど、、、。
欲しくなった時の自分の為にも(笑)参考用ワインリスト
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レシピブログさんの「世界一楽しいわたしの台所」にてご紹介していただきました
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「ぽちっ」としていただけたらとってもうれしいです♪



コメント
コメント一覧 (2)
めちゃ詳しくレポされてて、私もそこにいるみたいな感覚日陥ったわー♡
お外で飲む赤ワイン…
バックの壮大な景色にも圧巻!
こんな体験できるSHIMAちゃんが羨ましすぎる!!
最後のワイン&プレモルまでもー
それにお料理〜
めちゃご馳走やん!どれもワインに合いそう♡
いろんな料理と合わせて飲み比べしたい(^^)
素敵な体験&お勉強になったね。
そのうちSHIMAちゃん.ワインのエキスパートになちゃいそう!
珍しく長ーい内容になっちゃった〜(笑)
しっかり読んでくれてありがとう☆
いつか、長野にも一緒にいきたいね〜
なかなか味わう事のできないお料理も、組み合わせも
とっても学びが多かったよ!
ここも、いつか一緒にいこーーーーー!
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